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パズル&モナーク(Puzzle & Monarch)攻略のための考察


© Nishiyama Nobuyuki

2019.6.16

目次

はじめに

 2019年5月、名作ボードゲーム『カルカソンヌ(Carcassonne)』にインスパイアされて開発されたアプリゲーム『パズル&モナーク(Puzzle & Monarch)』をプレイした。第一印象は「非常によくできた作品」だと感じた。筆者は「時間無制限モード」を引き続きプレイしたいと思ったため、数百円の課金をすぐに行い、このモードの攻略法を研究してみることにした。

 その後、Twitterに公開された知人のプレイ結果を見ていると、「長い1本道」「大きな森」「全パネルが得点源になっている」などの諸条件を満たしていると、得点が跳ね上がることがわかった。とはいえ繰り返しプレイしてみても、高得点を獲得することは甚だ難しく、筆者には28万点あたりが限界(下記画像参照)であった。しかしハイランカーのプレイヤーには40万点ちかい高得点を叩き出している方々が多いようで、果たしてどのようなテクニックを駆使しているのか、とても想像がつかなかった。

 この手のパズルゲームでは、動物的直感でハイスコアをマークできるプレイヤーもいるが、筆者はそのタイプではない。そこでメソッドを導き出すため地道研究をすることにして、手始めとして、どのような種類のパネルがあり、それぞれ何枚ずつ登場するのかという基本の確認からスタートした。その結果が書きである。(6月17日現在、各パネルの登場枚数はデータ収集中のため確定していない。後日補記する)

90秒モードと無制限モード

 このゲームで「90秒モード」と「無制限モード」は、ほぼ別のゲームだ。90秒モードは「テトリス」や「ぷよぷよ」などの「落ち物パズルゲーム」に近い。その状況における最適解を高速反射的なスピードで判断しながら選んでいく、スポーティなゲームだ。一方、時間無制限モードは「カルカソンヌ」に近く、現在出現しているパネルとこれから出現するであろうパネルをカウントしながらベストな完成形を求める落ち着いたゲームといえる。同じゲームシステムでありながら、時間制限の絶妙な設定によって、二面性のあるゲームデザインになっている点がお見事だ。筆者はどちらのモードも楽しめるが、どちらかといえば、パネル状況をカウントしながら詰めていく時間無制限モードの方がプレイ機会が多い。

パネルの種類

パズル&モナークに登場するパネルは20種類のようである。筆者が感じている各パネルの内容と特徴を紹介する。なお、パネルの名称や用語は、筆者が仮でつけたものである。パネルの画像も、モデル化するために筆者が独自に作成した。

凡例

パネル名の数字:平地でない要素(森、道、建物)が、隣接するパネルに接している辺の数
例 森1=パネルの1辺が森として隣のパネルに連結する。

パネル名のA:パネル内の要素(森、道)が、1辺から反対側の辺(180度の角度で対面する辺)へ連結していることを意味する。
例 森2A:パネルに2辺の森への連結があり、かつその連結は反対側(180度の角度で対面)している。
道A:直線の道のこと。

パネル名のB:パネル内の要素(森、道)が、1辺から対角側の辺(90度の角度で対面する辺)へ連結していることを意味する。
例 森2B:パネルに2辺の森への連結があり、かつその連結は対角側(90度の角度で対面)へ連結している。
道B:直角の道のこと

パネル名の:パネル内でその森が連結していることを意味する。
例 森2A連:2つの辺の森(森2)で連結しているパネルのこと

パネル名の小文字のaとb:直角で曲がる道(道B)には、森1が付属するパターンが2種類ある。道の角度が6時15分を指しているときに森1が9時(左)側に来る場合が「a」、12時側に来る場合が「b」とした。

森だけのパネル(7種類)

森1
パネルの1辺が森、残りの3辺が平地となっているパネル。森の始点とすることもできるが、どちらかというと、「森を閉じる終端になる」という点の方が機能としては重要といえる。

森2A
パネルの両側が森になっているパネル。森1と同じく「森を閉じる」機能として有効。

森2A連
パネルの両側が連結した森になっているパネル。森を拡大したり、複数の離れた森を接続させて大型化するなど「森の拡張」で有効。このパネルで拡張しても、「閉じる」のが容易なのでゲーム終盤で登場すると嬉しい。

森2B
パネルの対角の2辺が閉じた森になっているパネル。森を閉じる機能として使えるが、大きい森を作ろうとして入り組んでくると、対角側が思うようにうまくハマらなかったりして使いにくい面もある。

森2B連
対角の2辺が連結している森のパネル。森を拡大する上で、最も効果的なパネル。斜めの方向に森を拡張できるので、マップの空白に向かって余裕を持って広げていける。広げる方向も状況に合わせて選べるので使いやすい。森を閉じる方向へ向かっているときでも、配置の向きによっては変に広がらないので扱いやすい。

森3
3辺が森になっているパネル。森を寄せながら連結させてしまったときに、3辺を連結させるのに役立つ。ゲーム序盤では1辺の森から連結させて次の2辺で拡大させていくという拡大策をとるときに極めて有効。

森4
4辺が森になっているパネル。ゲーム内で必ず1枚は登場するので、うっかり4辺全部を森で囲んでしまった空間ができたときには森4を待っておくとよい。ゲーム後半で登場すると、森が広がってしまうため、急いで閉じていく必要がある。ゲームのラスト数枚でこのパネルが登場しても良いように備えておくと良いが、実際はなかなか難しい。

道だけのパネル(全2種)

道A
変哲のない直線の道。すべての道はローマへ通ず。両側が平地なので教会を囲むときなどにも使いやすい。

道B
90度角の曲がり道。パネルが密集するエリアから逃がすよう外向きに道を伸ばす場合や、逆に1つの地域にパネルを連結させていきたい場合には内向きに配置するなど、いろいろな手に使える。

建物だけのパネル

道の始端または終端として機能するものが3種、道や森と連結しないものが1種。

建物1(砦)
砦というのは筆者が独自につけた名称。1辺が道であることは使いやすいのだが、逆に3辺の平地ゆえに、ぴったりハマる場所と、そうでない場所が明確に分かれるパネル。1回のプレイで複数枚が登場するので、あらかじめ砦を入れると想定する場所を開けながらパネルを配置していくと良い。

建物3(街)
3辺が道で繋がる建物パネル。街は筆者が独自につけた名称。3辺の道をどう置くかで悩むことは少ないと思うが、道を寄せていったら街しか入らなくなってしまった場所が出現した場合に街がピタッと入ると嬉しい。なお、道2辺と接続する建物パネルは存在しない。

建物4(城)
4辺が道で繋がる建物パネル。城は筆者が独自につけた名称。4方向から道がきている場面というのは早々ないし、ここで道が増えてしまうと道が余ってしまったりするので、なるべく街の側において処理したい。最後の1枚が城だときついが、序盤だとこれを始点に長い道を作ることになるので、それもやや面倒になる。ゲーム内で必ず1枚登場するので、いつ城が出現してもハマる場所を用意しておくと良い。

建物0(教会)
4辺が平地の建物。ゲームで必ず数枚登場するので、教会を効率よく完成できるように想定しながら空きスペースを用意しておくと良い。教会の横に教会を配置することはよくみかける光景。森を広げている場合に、大きすぎる森林にならないよう、森のエリアに平地を1マスだけ作っておいて、そこに教会を入れるなどが有効。

複合パネル:道と森のパネル

道A森1
森の前を横切る一本道のパネル。森の拡大をしているときには、この直線が邪魔になりやすいように感じる。道を伸ばすパネルとして使う方が無難だが、道を伸ばしつつ、かつ森を閉じる(森1としても使う)という手を取れると高度なことができたような実感を持てる。

道B森1a
図の通りの位置関係で森と直角道が含まれているパネル。道をつなげていく場面でも、森1として大きくなった森を適宜閉じていく上でも、わりと使いやすい。

道B森1b
非常に紛らわしいのだが、「道B森1a」と比べて、森の位置(あるいは森に対して道の向き)が違うパネル。使い方は道B森1aとほぼ同じ。

道B森2B
2辺が森なので、長い1本道を伸ばすときには森としての機能は捨て、ゲーム終盤では大きい森を閉じる方を優先して利用する機会が多いと思われる。

道B森2B連
貴重な「森2B連」を積極的に使いたい序盤で、森2B連の代わりになるパネル。ただし道がその後の邪魔にならない角度で配置していく必要がある。森の拡大に使いにくい状況の場合は道の拡張で使いたい。その際は曲がりくねった1本道にしておき、森が干渉してこないようにしておくと後がラクといえる。ただし、この森もうまく使いながら道を組み立てられるとなお良い。

道の終端と森の複合パネル

道森3
道が森の中へ入って行き、終端として機能するパネル。3辺が森なので森3と同様に使うこともできるが、森の形が込み入っているときに嵌め込むとと後で詰んでしまいやすいので、このパネルの道のある方には森は伸ばさずにおく方が無難。

建物3森1(森1のある街)
道3の「街」と同様の使い方ができるパネル。ゲームの序盤で登場した場合は、この街の背後にある1辺の森を大きな森の始点として使うと良いだろう。平地に面している辺が1つもないので、ゲーム後半では配置する場所に工夫は必要。とはいえ、比較的使いやすいパネル。

各パネルの登場枚数

(調査中)

大きい森を作るための考察

(準備中)

長い道を作るための考察

(準備中)