コンサート感想|東京混声合唱団 第248回定期演奏会

2018.12.15

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公式サイトより)

 東混の定期248を聴いた。今年見た東混定期のなかで、個人的に一番印象深い公演かもしれない。後半の三善作品の楽曲・歌詞のすばらしさと歌唱の美しさの「調和」は本当に見事だったし、前半も多彩だった。ユーモラスな曲では「劇団☆東混」感があった(笑)。高橋悠治氏新作も興味深い構成の作品だった。

〈おわり〉


第248回定期演奏会

公式サイト

日時:2018年12月15日(土)16:00
会場:東京文化会館小ホール
指揮 田中信昭  キハラ良尚
ピアノ 中嶋 香
合唱 東京混声合唱団

プログラム

高橋悠治 作曲  Yuji TAKAHASHI(1938-)
2人の指揮者と混声合唱とピアノのための
わらう身体 (2018年東京混声合唱団委嘱作品) -初演-
伊藤比呂美 作詩  『わたしはあんじゅひめ子である』より

【田中信昭 指揮】

三善 晃 作曲  Akira Miyoshi (1933-2013)
混声合唱とピアノのための
ゆったて哀歌集  (2004)
五木寛之 作詩
1 あーうんの子守歌、2 ふるさとの丘、3 てのひらは黙っている、4 鳥の歌

混声合唱曲
生きる  (1999-2000)谷川俊太郎 作詩

【キハラ良尚 指揮】

ヒルボルイ 作曲  Andres Hillborg (1954-)
ムウヲオアヱエユイユエアオウ Mouyayoum for mixed chorus (1983–1985)

トッホ 作曲  Ernst Toch (1887-1964)
ワルツ Valse, for speaking chorus (1961)

ダラピッコラ 作曲 Luigi Dallapiccola (1904-1975)
ミケランジェロ・ブオナローティの詩による合唱曲第1集より
Prima serie dei cori di Michelangelo Buonarroti il Giovane (1933)
〈Ⅰひどい夫に嫁いだ妻たちの合唱〉〈Ⅱひどい妻をもらった夫たちの 唱〉

主催:一般財団法人合唱音楽振興会
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(舞台芸術創造活動活性化事業)
協賛:サントリーホールディングス株式会社