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notes for thinking―考えるための備忘録

阿川弘之『志賀直哉』より

勁い(つよい):強い力、たるむことなく強く張っている様。
プロスティチュート(prostitute):娼婦、売春婦。
月旦(げったん):いろいろな人物の性格や仕事などを、あれこれと論評すること。
葭(あし、よし、あしぶえ):イネ科の多年草。葭簀(よしず)。
梗概(こうがい):梗も概も「おおむね」の意味。あらまし、あらすじ、大略、大要のこと。
題簽(だいせん):書物の表紙に直接書かず、短冊型の小紙編や布に書く場合のその紙・布のこと。
裹(か、つつむ、つつみ、まとう、たから):つつみ(裹革、包裹ほうか)、草の実(果の類義語)。宝。
雑纂(ざっさん):雑多な記録や文章を集める事。また、その様に編集した書物。
夾竹桃(きょうちくとう):Oleander。花に毒がある。
凌霄花(のうぜんかずら):Chinese trumpet vine。落葉性のつる植物。蔓を樹木や壁に這わせて生長させ、7〜8月に橙色から赤色の大きな花を咲かせる。中国原産。
蓆(むしろ):筵に同じ。アシやタケで作った敷物。
普請場(ふしんば):建築の工事現場。
渾朴敦厚:素朴でおおらかな人、といった意味のようだが、四字熟語辞典には見られない。
椿事と珍事:前者は、思いがけない重大な出来事。後者は珍しい出来事。
頻々(ひんぴん):相互に関連のあることが引き続いて、しきりに起こる様。
菰、薦:どちらも「こも」。マコモを荒く編んだむしろ。
解纜(かいらん):纜(ともづな)を解くこと。転じて船が出帆すること。船出と同義。
祥月命日(しょうつき-めいにち):故人が没した同月同日のこと。
荏苒(じんぜん):なすことのないまま、歳月が過ぎること。物事が伸び伸びになること。
微醺(びくん):少し酒に酔うこと。ほろよい。微酔。
掉尾(ちょうび):物事の終わりになって勢いが盛んになるさま。または単に、最後、終わりのこと。
ビュイック(BUICK):キャデラックに並ぶ高級車ブランド。1903年創業の古参ブランド。現GMのブランドの1つ。
飄逸(ひょういつ):世俗の煩わしさを気にせず、俗事にとらわれずに、のびのびとしているさま。
羞しい(はずか-):恥ずかしいに同じ。

2022.2.25
#ヘェ〜なコトバ

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