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notes for thinking―考えるための備忘録

「ものすごくつまらない初稿に耐えるのは大事なプロセス」

濱口竜介氏(映画監督)いわく「僕が脚本を書く時、最初に物語の構造を大まかに作ります。特に大事にしているのは、それが基本的には現実離れしたものになるように、ということです。
ただ、脚本を書き上げた第1稿は、大半が「全然面白くない」と思うようなものになります。そういうときはキャラクターたちの行動が信じられないことが多い。ありえない物語の中のキャラクターは、やっぱりありえない行動をするからです。
よりリアルに描くためには、キャラクターの行動原理をしっかりと構築する必要があります。その上で、それぞれの人物の立場に立ってリライトしていく。いまだに正解はわかりませんが、「ものすごくつまらない初稿に耐える」ということは、とても大事なプロセスの一つになっています」
(NewsPicks Newsletter 2022/1/12より)

2022.1.13
#ちょこっと仕事術と「考え方」の考え方

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