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notes for thinking―考えるための備忘録

疲労のウィルス

「ハン氏は最近、独立ジャーナリズムとして知られるThe Nationに『疲労のウィルス』という記事を寄稿し、Covid-19が、私たちを集団的な疲労状態に追い込んでいると主張した。その中で、文化とは何かを再考し次のように延べている。「文化はコミュニティを生み出すものである。それがなければ、私たちはただ生き延びるためだけの動物のようになってしまう。この危機から一刻も早く回復する必要があるのは、経済ではなく、何よりも文化、つまりコミュニテイにもとづく生活なのだ」

『疲労社会(Müdigkeitsgesellschaft)』(2010) 韓国生まれのドイツの哲学者、ビョンチョル・ハン(Byung-Chul Han, 1959-)
ハン:新自由主義が植え付けた「達成主義」にもとづく心理的統制であると指摘。

2022.3.6
#今日知ったコト

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