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notes for thinking―考えるための備忘録

KGBの担当者は自分の担当国に対しまず最初に何をするか

「佐藤優さんに伺った話では、KGBの担当者は自分の担当国に対しまず最初に何をするかというと、相手国のトップや実質的に力を持っている人間の20歳周辺の時に書いた論文か文章を読み漁る」

「「人間の根源的な価値観はこの時期以降、生涯変わらない」としているから」「プーチン大統領の20歳の時の論文は「システム統治」」

「人間は自らの価値観の奴隷(...)それが自分らしく生きるということでもあります」

「人間は相手の心理を読みます(...)必ず行動に意図があると思ってしまう(※ディープブルーの謎の1手はエラーだった事例)」

「皆が合理的な判断をする場合、その場で有利になるのは「不可解」な行動をする人間(...)「不可解」さに重要なのは、行動が予測できないようにすること、自分自身の中にある合理性、価値観を悟られないこと」

「20歳の段階では心理的にも無防備な状態であることが多い(...)その段階で率直に書かれた自分の価値観は隠しきれないという意味で重要な情報」

――為末大氏(Deportare Partners Newsletter(2022/3/7))

2022.3.7
#今日知ったコト

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