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notes for thinking―考えるための備忘録

顧みれば

エドワード・ベラミー『顧みれば』(Looking Backward、1888)
1887年に眠りに就いた上流階級の男性が、目が覚めると113年後の2000年になっており、文明の進んだボストンにて驚きの体験を繰り返す。全天候型のドーム施設、空気清浄機、クレジットカード……。45歳での仕事の引退制度だ。その2000年の世界で、市民は教育課程修了の21歳から労働に従事し、45歳まで雇用される。完全雇用が保障されているのだ。報酬は労働の成果ではなく、その過程が評価されて同一賃金と定められている。

2022.7.14
#今日知ったコト

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