notes for thinking―考えるための備忘録
ディズニー映画に登場する2種類の悪役「追放者」と「暴君」の役割
①Outside(追放者・無法者)
②Tyrant(暴君・支配者)
「追放者のヴィラン」が悪役の物語ではヒーローの責任感を抱いていく展開が描かれる。主人公は壮大で高貴な運命を背負う「選ばれしもの Responsibility」であり、それに伴う社会的責任を負担する。
「暴君のヴィラン」の物語では主人公の生来の個性が重んじられる。主人公こそがその暴君の君臨するコミュニティから追放された存在 Individuality であり、主人公は状況を変えるために立ちあがるヒーローになる。
「追放されたヴィランOutcast villain」は自らの欲望、野心、虚栄心が原因となり、健全な社会から排斥される。主人公は高潔な運命 A Royal destiny を背負う存在として描かれる。
「暴君のヴィラン」は、自身の権力を振るい独裁者として君臨する。暴君のヴィランは邪悪で腐敗した世界を象徴し、その不当な価値観をもとに暴虐の限りを尽くす。ヒーローというのは「反逆者 Rebel」であり、激情的で信念にあつく、不公平で不道徳な社会を受け入れることができない。主人公が「追放された存在」であるところから始まる。
2つの要素を兼ね備える「追放された暴君のヴィラン物語」
・徹底的に抑圧し、かつ集団からも阻害されている。その場合、主人公は中間地点に立ち、複雑な願望を持つ。追放者であると同時に選ばれし者ともなる。
2022.8.25
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