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notes for thinking―考えるための備忘録

大人の学習法

時間の制約がある大人が、ロードマップなしに学習を始めるのは、地図も持たずに登山するようなもの。以下の手順で、最短最速の学習目標を立てる。(『ムダな努力を一切しない最速独学術』(三木雄信)より)

1. 学習方法を学習する
・スタート地点のスコアやレベルによって、学習の進め方も選ぶべき教材も変わる。
・自分のレベルにあった先人たちの成功事例を学ぶ。

所感:体系化されている資格取得のための勉強や母数が極めて多い英語学習などは2が可能だと思う。だが実際はかなり難しいと思う。自分の現在地に近い身近な例を探すこと自体が困難だろう。ただ、自己を見つめて客観的に自分の立ち位置を判定することの有意義さについては同感。

2. 「必要学習時間」と「学習可能時間」を知る
・例:400時間の学習時間を必要とする宅建士を6カ月内で合格するには、1日当たりの必要学習時間は2.6時間となる。
・実行可能かどうか、スケジュールと相談する。

所感:本を読むなどの場合にも有効だと思うが、実際に読み始めてからそのペースで進むのかどうかは別問題。速読を身につけておくなどが重要だと思われる。

3. 学習ロードマップをシートに書き込む
・マップの横軸は「時間(月次)」とする。
・マップの縦軸は「カテゴリー」とする。
・使用する教材を学習ロードマップに落とし込む。
・これにより、いつまでに、どの教材をどのくらいのペースで進めるべきかが一目でわかる。

所感:資格取得などに向けてのカリキュラムが体系化されている場合は有効だと思うが、探求型の自律的学習において有効かどうかは疑問。

2022.1.10
#ちょこっと仕事術と「考え方」の考え方
#今日知ったコト

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